つぼみっぽいスカビオサを仕入れたら、少しずつ咲いてきました。
半分咲いて、半分つぼみ。違う花みたい。
今日は、朝、藤原のキミドリさんへ、花束の配達。
配達のついでに、店内を見せてもらう。
やっぱりすてき♪
ここのディスプレーされたドライフラワーの使い方が好き!
そして、ドライフラワーの話をキミドリさんとしている時に一冊の絵本の話を聞きました。
“ルリユールのおじさん”
RULIEURとは、製本職人のこと。
キミドリさんが、
「この中に…ルリユールとゆう言葉には…
もう一度つなげる
という意味もあるんだよ…
って、言葉があって、自分たちのしていることも、
もう一度つなげるってことかなと…」
確かに、以前誰かが使っていたものを受け取り、また、命を吹き込み、次の誰かに届ける。
素敵だなぁ。
そして、
「ドライフラワーも同じですよね。
ドライになり、もう一度つなげる…」
初めて聞きました。
こんな素敵な言葉でドライフラワーを表現するのを。
やはり、キミドリさんは、人、もの、花、言葉
いろんなことに“ていねい”ですね。
すごく短い時間だったけど、すごく大切な時間でした。
キミドリさん、ありがとうございます。
早速読んでみました。
本の中で、ルリユールおじさんが、ちいさいころからお父さんに言われた言葉。
“名を残さなくていい。
ぼうず、いい手をもて”
鳥肌がたちました。
わたしも、いっぱいお花を触って、
ごつごつの木のこぶみたいな手になっても、
いい手をもちたいなぁ。
大切な一冊に出会えました。
キミドリさんに感謝です。